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千代田区
学生相手に「学生気分は捨てろ!」。社会人を集められなくなったブラック企業は、都合のいい労働力として、何も知らない学生たちに目を付け始めました。
「ブラック企業」に続く日本の労働環境の破壊現象として、「ブラックバイト」問題が全国で発生しています。「昔から勉強せずにバイトばかりしてる奴いたよ」「やめればいいのに」と思うかもしれません。しかし今は状況が全く違います。シフトの強要、急な呼び出しのほか、商品の自腹購入、心身に支障をきたすまでの長時間のシフト、暴力・パワハラ、賃金不払い、辞めようとしたときに損害賠償を請求されるなど、知識のなさに付け込んだ無理な働かせ方が横行しています。なかには、試験期間や試験日当日にバイトに行かざるを得なくなり、単位を落としてしまったという事例まであります。こうして学生が学業もままならずひたすら酷使されることは、日本社会の未来の担い手の使い潰しであり、また、就職先のブラック企業で違法で過酷な働き方を受容してしまうことにもつながります。この問題に対して、学生、親、教育関係者はどう立ち向かうべきなのか。ブラックバイト問題の提唱者・大内裕和教授と『ブラック企業』で大佛次郎論壇賞を受賞したPOSSE代表・今野晴貴が、ブラックバイトの実例、構造、対処法について語ります!
ブラック企業・ブラックバイト問題を何とかしたい、労働問題について勉強したい、実態を知りたいという方は是非ご参加ください!
2015年4月12日(日)14時00分〜(開場:13時30分)
トークイベント終了後、サイン会を実施いたします。(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません。)
八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー
無料
40名(申し込み先着順)
定員になり次第、締め切らせていただきます。
八重洲ブックセンター本店で対象書籍をお買い上げのお客さまに1階カウンターにて参加整理券を差し上げます。(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。)
また、お電話によるご予約も承ります。
(電話番号:03-3281-8201)
『ブラックバイト』
本体1,700円+税
発売日:4月8日。発売日前でも参加整理券のご予約は承ります。
お預かりした個人情報(氏名・電話番号)は、お申込みの講演会が中止、もしくは日時が変更になった場合のご連絡のみに使用致します。
大内裕和
一九六七年神奈川県生まれ。専門は教育学・教育社会学。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。著書に『教育基本法改正論批判』(白澤社、二〇〇三年)、共著に『日本の奨学金はこれでいいのか!—奨学金という名の貧困ビジネス』(あけび書房、二〇一三年)、『「全身〇活」時代—就活・婚活・保活からみる社会論』(青土社、二〇一四年)など。
今野晴貴
NPO法人POSSE代表。一九八三年宮城県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。専門は労働社会学、社会政策。著書に『ブラック企業ビジネス』(朝日新書、二〇一三年)、『ブラック企業─日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、二〇一二年)など。受賞歴に第一三回大佛次郎論壇賞、二〇一四年度、日本労働社会学会奨励賞受賞など。
八重洲ブックセンター
堀之内出版
NPO法人POSSE
連絡先:posse_affairs@hotmail.co.jp