※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
渋谷区
http://www.apex-ngo.org/kokunai/kenkyukai.html
今後の望ましい技術のあり方を考える時、それを環境保全や資源節約の観点から論じていくことは比較的容易ですが、人間の疎外や、格差を生み出す構造との関係で論じていくことは、きわめて重要でありながら、欠落しやすいものです。
ロボット、人工知能、宇宙開発などが注目される時代にあって、機械と人間との望ましい関係を、重要文献に学びながら考えます。
概要を下記にご案内いたしますので、みなさまのご参加をお待ちしています。
2016年5月29日(日)
<人が人になる時—精神と象徴>
テキスト:ルイス・マンフォード『機械の神話—技術と人類の発達』前半、樋口清訳、河出書房新社、1990年。
2016年6月26日(日)
<古代的メガマシンの成立から近代の幕開けまで>
テキスト:ルイス・マンフォード『機械の神話—技術と人類の発達』後半、樋口清訳、河出書房新社、1990年。
2016年7月31日(日)
<人間と道具の節度ある関係>
テキスト:イヴァン・イリイチ『コンヴィヴィアリティのための道具』、渡辺京二・渡辺梨佐訳、ちくま学術文庫、2015年。
2016年8月28日(日)
<オートメーションの時代の人間と労働>
テキスト:中岡哲郎『工場の哲学—組織と人間』、平凡社、1971年。
副読本 :中岡哲郎『人間と労働の未来』中公新書、1970年。
2016年9月25日(日)
<機械化された世界の形成>
テキスト:ルイス・マンフォード『権力のペンタゴン—機械の神話』前半、生田勉・木原武一訳、河出書房新社、1990年。
2016年10月30日(日)
<巨大技術の荒野と人間復興への展望>
テキスト:ルイス・マンフォード『権力のペンタゴン—機械の神話』後半、生田勉・木原武一訳、河出書房新社、1990年。
テキストは原則として各自ご用意いただきますが、今回のテキストは手に入りづらいものが多いため、参加者の方には事務局で入手をサポートします。ご遠慮なくお申しつけ下さい。(第3回テキスト『コンヴィヴィアリティのための道具』を除く)。
今年の研究会のメインテキストである、ルイス・マンフォード『機械の神話』、『権力のペンタゴン』につきましては、大部で読みこなすことが容易でないため、参加者の方々に、わかりやすい「読解の手引き」をお配りする予定です。
JICA東京国際センター 幡ヶ谷駅徒歩8分(第1,2,4回)、
JICA地球ひろば 市ヶ谷駅徒歩12分(第3,5回)
第6回の会場は未定です。
どなたでもご参加いただけます。企業等の技術者の方や技術に関心のある方、大学等の研究者や学生の方、NGO の方など歓迎いたします。
APEX 会員:2,500 円 、一般:5,000 円(全6 回分、資料代込)
全6回のご参加を前提としておりますが、1回1,200円(資料代込)のお試し参加も可能です。
定員15名、ただし、5名に充たない場合には中止することがあります
参加費は、第1回の会場にてお支払ください。
参加者の方には、原則としてAPEXへのご入会をお願いします。
この研究会には、APEXが別に主催します「適正技術人材育成研修」の受講者の方も参加されます。
APEX 宛に、E-mail、FAX、お電話などで直接お申込みいただくか、下記のURLからお申込みフォームを送信ください。
APEX 東京事務所(担当:塩原、三木)
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル2F
TEL:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
E-mail:tokyo-office@apex-ngo.org