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短期:50万円、中長期A:100万円、中長期B:300万円
■赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」助成事業
2016 年 4 月 14 日以降に熊本県熊本地方を中心に連続して発生した一連の地震では、お 亡くなりになった方をはじめ、家屋の倒壊等甚大な被害が出ました。被災された方々に謹 んでお見舞いとお悔やみを申し上げます。
被災した地域では、政府・自治体、災害ボランティアセンター、ボランティアグループ・ NPO、その他多くのボランティアにより救援や復旧・復興のための支援活動が行われて います。今後、その活動は長期化し、活動に要する費用は多額にのぼると考えられます。 こうした状況を受けて、赤い羽根の中央共同募金会は、「平成 28 年熊本地震(以下、「熊 本地震」と略)」の被災地等で活動するボランティアグループ・NPO等に対し、資金面で 支援するため、『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」』(以下、 「ボラサポ・九州」という。)の募金を実施しています。
中央共同募金会では、東日本大震災において同様の事業を実施し、救援・支援活動に取り組む多くのNPO・ボランティアをサポートしてまいりましたが、本助成事業は、上記 の募金を財源に行うものです。寄付者の方々から託された貴重な財源とその思いを活動する団体につなぎ、団体の活動を柔軟に支援していくことを通じて被災された方々を支えて いきたいと考えています。
赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」(ボラサポ・九州)助成事業
この助成事業は、熊本地震の被災地等で活動するボランティアグループ・NPOへの活動支援のための、「ボラサポ・九州」への寄付金を財源として行います。
中央共同募金会では、この助成事業を通じて、被災した人々を支援するボランティアや NPO等と被災地の人々が協力しあい、さまざまな活動にともに取り組み、人々のつなが りをはぐくみ、被災地域コミュニティの再興に向けた市民の力を高めることを願い、この 趣旨を本要項ならびに助成金審査の際の方針としていきます。
「ボラサポ・九州」への寄付額に応じて助成します。
(1)対象団体
被災地をはじめ全国で、熊本地震で被災された方々への救援や復旧・復興のための支援活動を現に行うボランティアグループ、特定非営利活動法人(以下、NPO法人)、社会福祉法人、学校法人、公益法人、一般社団法人等であって、次の要件にあてはまる非営利団体
(2)助成対象活動及び助成対象プログラム
熊本地震で被災された方々を支援するボランティア活動等全般とします。
被災地(熊本県、大分県)における活動だけでなく、被災者の県外(全国)避難先における活動も対象とします。なお、2016 年 4 月 14 日以降の活動が対象となりますが、新しく立ち上げる活動については、助成決定時(2016 年 7 月)に活動を開始している必要があります。
①助成対象プログラム
短 期: 活動日数が14日未満の活動、応募額50万円以内
中長期A: 活動日数が14日以上30日未満の活動、応募額100万円以内
中長期B: 活動日数が30日以上の活動、応募額300万円以内
②プログラム種別
1、緊急救援活動: 災害発生直後の混乱から、被災者が避難先を確保し、復旧作業の基盤が整うまでの時期に行われる緊急救援的な活動。
2、生活支援活動: 住宅被害のあった被災者が、避難所生活から応急仮設住宅等での生活へと移行し、復旧作業などが急ピッチで進められる時期に行われる活動。
3、復興支援〜コミュニティ活動: 復興に向けて、一人ひとりの暮らしの質を高め、コミュニティの再生やまちの活性化を図る活動。
(3)助成対象費用
2016 年 4 月 14 日から 2017 年 9 月 30 日までの、熊本地震で被災された方々を支援するボランティア活動にかかわる次の費用で、他の団体等から助成を受けていない費用を対象とします。
ただし、他から助成を受けていても、経費の明確な区分が行われることを条件に応募を可能とします。
①支援活動に要する費用:活動資材・消耗品費等購入費、電話等通信費、運搬移送費、印刷費、会議費、研修費、謝金、委託費、活動に対する行事保険料等
②活動拠点設置費:事務所の設営費、携帯電話・印刷機等の備品のリース代、拠点において支援活動等をマネジメントする専門的な人材等への人件費・謝金・委託費等(注 2)
③活動拠点を中心とする旅費:活動拠点を中心とする旅費・交通費、バスチャーター・レンタカー代金、ガソリン代、宿泊費等
(注 2)拠点における専門的な人材等の人件費等の助成は、中長期活動のみを対象とします。助成にあたっては、団体、人材等についての要件(参考資料2)をみたすことが必要です。また、助成決定後ひと月ごとに、助成対象者の活動日報の提出を求めます。
留意点
ボランティアバスを企画・実施する場合で、参加費を徴収する際には、旅行業法に則って、適正に実施するよう留意してください。
上記「県外から活動拠点に向かうためのボランティアの旅費(交通費・宿泊費)の要件」以外の、県外から被災地の活動拠点に向かうためのボランティア(無償スタッフ・ボランティアリーダー含む)一人ひとりにかかる旅費(飛行機代・新幹線、在来線代・高速バス代・宿泊費等)は対象外となります。
被災者個人に直接配布する物品費は対象外となります。対象費用の詳細な例示は、参考資料1(本要項 11 ページ)、参考資料2(本要項 14 ページ)をご覧ください。
個々のボランティアが加入するボランティア保険(天災型)の掛金は対象外となります。
(1)提出いただく書類
短期活動、中長期活動AまたはBのいずれの応募に関しても、以下の書類が全て必須書類となります。
応募書
団体資料
①規約または会則、定款のいずれか … 団体としての意思決定のしくみなどが記載されたもの
②年間の事業計画 … 団体としての方針と計画が記載された、総会等で決議された最新のもの
③決算書(活動計算書/損益計算書もしくは収支計算書等)※設立したばかりで決算を終えていない場合は予算書… 貸借対照表のみは不可、設立したばかりで決算を終えていない場合のみ予算書で可とします。団体としての前年度の決算が示され、総会等で決議された最新のもの。
④役員名簿 … 任意団体の場合は、代表・副代表・会計担当がわかる名簿
(2)応募方法
原則として中央共同募金会のホームページにある、ボラサポ・九州応募用フォームからご応募ください(6月3日(金)より)。
ファクシミリ、電子メール、持参による応募は受け付けません。下記の案内に沿って応募してください。ホームページからの応募ができない場合のみ、郵送での応募を認めます。
(1)審査にあたって重視する点
限られた財源で助成を行うために、以下の①〜⑦の点を審査の際の基準とします。
審査の結果同評価となった場合には、確実に定着する活動を支援する観点および小規模な団体を支援する観点から優先順位をつけ、特に以下の⑧〜⑪の点を考慮し総合的に判断して審査を行い助成します。すべての条件を満たしていることは問いません。
(注 3)応募書に協力・連携した団体や機関を記入する場合、担当者名及び連絡先(電話番号)の記入は必須です。なお記載にあたっては必ず該当者の承認を得てください。記載された担当者に連絡した際に、連携の事実が確認できない、連絡が取れない場合は助成できません。
(2)助成決定
助成決定は運営・審査委員会が行います。審査の結果、応募額から減額もしくは不採用とする場合があります。
審査・決定: 中央共同募金会が設置する運営・審査委員会で決定します。現地のニーズや状況の変化を踏まえ、助成総額とのバランスを勘案しながら優先順位をつけて助成を行います。
決定通知: 運営・審査委員会による決定後、助成の可否についての決定通知を送付します。採用の場合は本助成で対象とする助成決定金額・期間を記載しますので、よくご確認ください。
減額理由・不採用理由: 減額理由、不採用の場合の理由についても決定通知に記載し、減額項目と金額はホームページの団体専用ページで個別に表すものとします。それ以上のお問い合わせにはお答えできません。
(3)助成金の交付
短期: 活動終了時に助成金の全額を送金します。
中長期AまたはB: 助成決定時と活動(報告)終了時の2回(場合により3回)に分けて送金します。
対象期間終了時に収支や経費明細についての報告に基づき精算を行います。場合によっては、助成決定額より減額となることや、送金済みの助成金を返還していただくことがあります。
また、応募額が 100 万円以内であって、過去 3 年以内にボラサポ(東日本大震災復興支援)あるいは都道府県共同募金会の助成を受けたことがあり、そのことが応募書から明らかな団体については、助成決定後、決定金額の全額の一括送金を可能とする場合があります。
助成を受けた団体は、中央共同募金会に対し、助成期間終了後おおむね 1 か月以内に、活動報告書類を提出いただきます。
①活動報告書(写真等添付)
②収支報告書
③助成事業資金請求(報告)明細書精算
④請求書(最終)
… 中央共同募金会のホームページから報告するか、様式をダウンロードして郵送してください。郵送の場合には、同時に電子データの送付にご協力ください。
当面のスケジュールは次のとおりです。第 3 次以降のスケジュール、応募期間等の情報は、中央共同募金会ホームページ等でお知らせします。
・第1次応募: 終了しました
・第2次応募: 応募期間 2016年9月中旬開始予定、 助成決定時期2016年10月下旬(予定)
助成決定あるいは助成金の交付を受けていても、次の事項に該当する場合には、運営・審査委員会で助成決定を取り消す、または助成金の返還を求めることがあります。
*赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」助成事業 応募要項(第1版)については、こちらをご確認ください。
社会福祉法人中央共同募金会 企画広報部(「ボラサポ・九州」担当)
住 所 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル 5 階
電 話 03-3501-9112(ボラサポ専用ダイヤル)
受付時間 9:30〜12:00 13:00〜17:30
FAX 03-3581-5755
E-mail support@c.akaihane.or.jp