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台東区
イスラエル・パレスチナ問題は、ユダヤとアラブの対立と位置付けられることが多いように見えます。しかし、この問題はイスラエルの国内問題と密接に結びついている面があり、それを解決するには、イスラエルのユダヤ人の間に存在する様々なぶつかり合いを緩和していく必要があると思われます。
例えば、ヨーロッパ系ユダヤ人と中東系ユダヤ人の間にある争いと隔たりです。後者はイスラエル社会構造によって抑圧され続けているといわれています。中東系が生活の困難に直面するユダヤ人口の過半数を占める一方、政治や教育面ではヨーロッパ系が優遇されてきた歴史があります。
今回のイベントでは、イスラエルの社会構造を分析し、中東系ユダヤ人とパレスチナ人が文化を共有しているにも関わらず、繋がりづらくなっている実態に迫ります。
中東系ユダヤ人と、パレスチナ占領を持続させているイスラエル社会を研究している戸澤氏、現地で平和運動活動をしている井川氏(モロッコ系ユダヤ人とのハーフ)との対談を通して、イスラエル・パレスチナ問題の根源的原因を考察します。奮ってご参加ください。
2017年3月22日 (水) 19:30〜21:00 (19:00開場)
日本国際ボランティアセンター 東京事務所
東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F
JR「秋葉原駅」中央改札口から徒歩7分
JR「御徒町駅」南口から徒歩7分
東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩5分
井川翔(Eastern Mennonite University, Center for Justice and Peacebuilding 修士)
日本人の父とモロッコ系ユダヤ人の母を持ち、米国で育った。相次ぐガザ戦争をきっかけに平和運動に参加、今では、主にCenter for Jewish NonviolenceとIfNotNowという活動家集団にて活動を続けている。
戸澤典子(東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻修士)
2009年社会人として大学進学。在学中に留学先イギリスからイスラエル・パレスチナを旅行で訪れ、初めて分離壁に隔たれたパレスチナの状況を目の当たりにし、強い衝撃を受ける。以後、イスラエル入植政策とイスラエル社会を研究テーマに大学院で研究を続ける。
1,000円
経費を抜いた額を各国での事業に大切に使わせていただきます
下記URLからお申込みください。
http://www.ngo-jvc.net/jp/event/event2017/03/20170322-palestine-event.html
日本国際ボランティアセンター(JVC)
担当:井川、戸澤
E-mail:palestineisraelmizrahim@gmail.com
電話:03-3834-2388
FAX:03-3835-0519