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TVACニュース

(2012年6月5日 / TVAC )

お知らせ

平成24年度災害ボランティアコーディネーター養成講座 S級コース第1期 開催

キーワード
災害ボランティア 、 ボランティアコーディネーター

首都圏におけるさまざまな災害が想定されるなか、災害時に災害ボランティアセンターを運営し、被災地・被災者支援を行う社会福祉協議会やボランティア・市民活動センターでは、災害・防災への取り組みが重要課題として挙げられています。地域のニーズを引き出し、多くのボランティアを受け入れる災害ボランティアセンターの運営や、災害に備えた地域の防災力をつけていくために、コーディネーターの重要性が増しています。


本講座は、地域や被災地のなかで核となって動くことができる災害ボランティアコーディネーターの養成を目的として実施します。NPOや社会福祉協議会、ボランティア・市民活動センター等の団体スタッフを対象にしたS級コースは、第1期、第2期、第3期に分けて開催し、災害ボランティアセンターの役割や被災地・被災者支援のあり方、さらに災害・防災を意識した日常的な取り組みを学びます。


本講座は、資格認定等を行うものではありません。


※定員を60名に拡大しました!


日程・内容(講座の形式はすべて講義となります)


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第1回:2012年6月29日(金)14:30-17:00

テーマ「災害と被災地・被災者支援を考える」

都内で想定されている災害の被害想定について知るとともに、発災時の連携が欠かせない災害をテーマにしたNPOや災害ボランティアの取り組みについて理解します。

講師:福田信章氏(東京災害ボランティア・ネットワーク)


第2回:2012年7月9日(月)10:00-12:30

テーマ「なぜ社協やボランティアセンターが被災地支援に取り組むのか」

社会福祉協議会やボランティア・市民活動センターは、災害時に災害ボランティアセンターを立ち上げます。なぜそういった役割を担い、被災地支援に取り組むのか。被災地支援に取り組むことの意義について考えます。

講師:安藤雄太氏(東京ボランティア・市民活動センター アドバイザー)


第3回: 2012年7月9日(月)14:00-16:30

テーマ「災害ボランティアセンターの機能と役割」

災害ボランティアセンターの機能と役割について、被災地で活動する災害ボランティアコーディネーターの事例を交えながら、学びます。

事例発表者:秦野好彦(東京ボランティア・市民活動センター〔陸前高田市災害ボランティアセンター派遣スタッフ〕)

桑久保博夫(東京ボランティア・市民活動センター〔陸前高田市災害ボランティアセンター派遣スタッフ〕)

進行:吉田真也(東京ボランティア・市民活動センター)


全3回の連続講座です。全回出席の申込者を優先しますが、定員に余裕のある場合は、各回のみの参加も可能です。

Sコース第2期は10月下旬、第3期は2月下旬の開催を予定しています。


会場

東京ボランティア・市民活動センター 会議室A・B(飯田橋セントラルプラザ10F)

東京都新宿区神楽河岸1-1 TEL 03-3235-1171

JR・地下鉄(有楽町線、南北線、東西線、大江戸線:出口B2b)飯田橋駅下車 徒歩約1分

地図はこちら


S級コース参加対象者

(1)災害・防災に組織的に取り組んでいるNPO・団体のスタッフ

(2)区市町村ボランティア・市民活動センター、社会福祉協議会のスタッフ、運営委員 等

いずれも、常勤・非常勤は問いません。

個人で災害ボランティア活動に参加されていた方は、B級コースやA級コースの参加対象者となります。B級コース、A級コースの講座は2012年9月以降に実施予定です。


参加費

6,000円(全3回)

各回のみの参加は2000円/回

振込をご希望の場合は、担当までご連絡ください。


定員

各回60名 (定員になり次第締切)

※好評につき、定員を拡大しました


お申し込み方法

以下の申込フォームまたはファクスでお申込みください。


参加申し込み用紙(pdf)

参加申し込みフォームはこちら。


主催・お問い合わせ先

東京ボランティア・市民活動センター (齋藤康人、吉田、福田)

〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1 (飯田橋セントラルプラザ10階)

〔電話〕03-3235-1171

〔ファックス〕03-3235-0050


本講座は、災害時に災害ボランティア活動拠点等で活動する災害ボランティアコーディネーターを養成することを目的として、対象者別にS級・A級・B級の3つのコースを設けて実施するものです。人材養成の取り組みを通して、首都圏における大規模災害に備えた、災害ボランティア活動の支援体制づくりを進めていきます。


S級コース:NPO、ボランティアセンター、区市町村社会福祉協議会のスタッフなどを対象とし、災害時に地域や被災地の中で中核的な役割を担えることを目指します。

A級コース:災害ボランティア活動を一定程度経験された方などを対象とし、災害ボランティア活動拠点の運営支援ができることを目指します。

B級コース:災害や防災の取り組みに関心がある方などを対象に、災害ボランティア活動拠点運営スタッフのサポートができることを目指します。


参考図書

災害ボランティア・コーディネーターの参考になる図書資料です。(クリックすると注文のページにすすみます)

当日の会場でも販売の予定です。

市民のための体験的防災・災害対応訓練(改訂新版)

市民のための体験的防災・災害対応訓練(改訂新版)

過去の震災に学び、今後の災害にそなえるため、東京ボランティア・市民活動センターと東京災害ボランティアネットワークが実施した、地域を舞台とした講座や災害訓練の体験をまとめた一冊。徒歩・炊き出し・災害図上訓練やワークショップなど、「自分の地域」で今後の災害を考えるヒントが満載です。A5判・56ページ/700円)

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