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新宿区
1945年8月9日、ソ連の対日攻撃が始まった。その時に中国ハルビンで石井が考えたことはなんだろう。彼の頭に去来したのは、人体実験と、部隊でPXと呼んでいたペスト菌に感染させたノミおよびホ号と称したそれらを使った生物(細菌)戦だった。彼にとってこれらに関わった人員を、およびホ号については装備も、日本に帰すことが最優先課題だった。ホ号に携わっていた元部隊員は、細菌爆弾を帰還途中の釜山で海に捨てた、と証言している。石井が人体実験要員とPXおよびホ号要員を早急に日本に帰そうとした理由は何だろう。まだ続けるつもりだったのか、あるいは秘密を保持するためだったのか。もし秘密保持が目的だとすると、誰の目から隠そうとしたのだろう。70年前に石井が取った行動から、1931年から15年間続いた彼のプロジェクトの意味を問い直したいと考えている。
2015年7月19日(日)午後1時30分〜4時30分
ウィズ新宿(新宿区男女共同参画推進センター)3階会議室
都営新宿線曙橋駅A4出口裏道高架下徒歩5分
常石敬一(神奈川大学)
奈須重雄(NPO法人731部隊・細菌戦資料センター理事)
細菌戦と金子論文(「陸軍軍医学校防疫研究報告」)
500円
軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会(代表 常石敬一)
新宿区婦人問題を考える会
軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会
TEL 080-3157-1858(鳥居方)
FAX 0422-36-4357
http://www.geocities.jp/jinkotsu731/
E-mail : jinkotsu731@yahoo.co.jp