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イベント・講座

【公益社団法人 日本フィランソロピー協会】
【入場無料】〜映画『ヒゲの校長』上映会&アフタートーク〜(12/14)
 参加お申し込み受付中

受付は終了しました
 

ID:52832

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
ろう者手話聴覚障がい
活動テーマ:
環境 、 人権・平和
団体名:
公益社団法人 日本フィランソロピー協会

趣旨

公益社団法人日本フィランソロピー協会では、障がいのあるなし等属性に関わらず、誰もが社会の一員として大切にされつつ主体的に参加できる社会づくりをめざしています。フィランソロピーとは、人間愛というギリシャ語が語源です。この映画は、ヒゲの校長先生の愛の物語です。当協会の今年最後のセミナーとして、校長先生の子どもたちへの愛の物語をお伝えして、現在の教育の在り方に思いを馳せ、教育の本質を改めて考えてみたいと思いました。

主要項目

開催日

2023年12月14日(木)


プログラム
開場 :17:15
上映 :18:00〜20:00
トーク:20:10〜21:00

地域

千代田区

場所

日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)
〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/#hibiya-map

申込み方法・備考

お申込み方法:こちらのボタンをクリックしてお申込みください。
https://www.philanthropy.or.jp/seminar/414/
お申込み締切:2023年12月11日(月)12:00(正午)

内容

今から100年前。ろう者を守るために奔走した教師たちがいた。

手話を守った一人の校長の物語

皆さんは、⽿が聞こえない⼈と話されたことはありますか。筆談、ジェスチャー、⼝元を⾒せてゆっくりはっきり話すなど、さまざまなコミュニケーション⽅法がありますが、その中で⼿話をメインにして話す⼈たち「ろう者」がいます。ろう者にとって⼿話はかけがえのない⾔葉です。


ろう・難聴の⼦どもたちが通うろう学校・聴覚⽀援学校では、⼿話が使われてきたのだろう・・・そう、多くの⽅が思うでしょう。ところが、⼤正の終わり頃から最近までろう学校では⼿話は禁⽌・制限されていました。「⼝話法」と⾔って発声し、相⼿の⼝の動きを読みとる⽅法が急速に広がり、⼝話法を進めるには⼿話は不要なものとされてしまったからです。きこえない⼦どもが訓練によって話せるようになる・・・、なんと素晴らしいことだろうと、ろう者のことを知らない人は思うかも知れません。


しかし、口話法を身につけさせるために、かつての⼝話訓練は、つい⼿話で話してしまう⼦どもは叩かれ、両⼿を縛られもした苛酷なものでした。おおっぴらに手話ができないろう者たちはずっと苦しみました。そこに疑問をもち、個々の子どもに合わせて⼿話と⼝話を取り⼊れる教育を進めた学校がありました。


この映画の舞台となる⼤阪市⽴聾唖学校です。映画『ヒゲの校⻑』は、校⻑ 髙橋 潔を中⼼に教師たちがスクラムを組んで、⼿話を守り続けた実話がもとになっています。愛情と信念をもって⼦どもらに接した髙橋と「チーム髙橋」の教員たち、髙橋に献⾝的に寄り添った家族…戦争にあけくれた困難な時代に、ろう者と共に⽣きた⼈々の物語です。

この情報に関するお問い合わせ

https://www.philanthropy.or.jp/seminar/414/

事務局:公益社団法人日本フィランソロピー協会

担当: 宇都宮晴子(うつのみや はるこ)、豊田幸子(とよだ さちこ)

TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585 Email:expo@philanthropy.or.jp