※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
●鎌形さんからメッセージ
昨年9月より受け入れを開始しました。最初は、ボランティアと言われてもよく分からないし、どんなことをしたらよいか戸惑いました。ですが、頼んだことも素直に若い学生たちが来てくれてとてもありがたいです。そして勇気をもらいました。毎回何の仕事をしてもらおうか、またそのときそのときに考えることが増えました。なかなか難しいです。先日5月に牛舎裏の畑の雑草をボランティアの学生と、除去する作業を行いました。それがきっかけで、今まで手を付けることができなかった仕事にも取り組むことができるようになりました。みんなでやるとやる気が出ます。そして刺激になります。なかなか忙しくたくさんのことはできませんが、周りの景色や普段できないことを楽しんでもらうことと、普段味わえない経験を体験してもらえば幸いです。
個人酪農家、鎌形さんのお宅にホームステイしながら、牧場のお手伝いをしませんか?
このプログラムでは以下のような活動を行います。
牛舎の掃除
牛への餌やり
野菜の収穫(春、夏、秋)
このプログラムは2,3人で活動するので、鎌形さんとお話しする機会が多くあります。
2日間の牧場生活を通して、そもそも酪農とはどういうものなのか、酪農の抱える問題をしり,酪農家・鎌形さんの生の声をたっぷりきくことができます。
鎌形牧場のある千葉県匝瑳(そうさ)市では、約50あった牧場が、飼料価格の高騰や人手・後継者不足により、いまでは数件に減ってしまいました。
厳しい環境のなか、酪農を続ける鎌形さんのお宅であなたもファームステイをしてみませんか?
初めて入る牛舎、三匹のワンちゃんがお出迎えしてくれました。主な作業は散らかったワラの掃除。その他にミルクを子牛に与えました。作業の合間、ワンちゃん達の散歩に行きましたが、これが重労働。リードを引っ張る力が強く、牧場での仕事よりも大変でした。そして夕方には幸運なことに、牛のお産に立ち会うことが出来ました。生まれた瞬間、母親が叫ぶ姿や、生まれた子供を愛しそうに舐める姿は、人間と変わらない出産の痛みと、母の子に対する愛を感じさせました。
夕食を鎌形さんの御宅で食べながら、鎌形さん(夫)と長いお話をしました。牛は愛情を持って育てなくてはならず、手間も時間もかかる。外国産の牛より高くなってしまうが、それでも手間を惜しまず高い品質を維持することが、日本の農業の生きる道だと熱く語ってくれました。TPPの件もありますし、私たち非農業経営者も真剣に考えるべき課題だったと思います。酪農家としての苦労と想い、そして牛の美しさを知れた一日でした。
こちらの応募フォームをご記入ください。
(https://sv1.mgzn.jp/sys/reg.php?cid=M104404)
参加キャンセルはお控えください。
必ず参加可能な日程と確認したうえでご応募ください。
応募後、担当者より参加確定メールが届きます。3日以内にご返信いただければ幸いでございます。