ボランティア・市民活動情報資料プラットフォーム コンセプト
〜 何をめざし、どのようにすすめるか 〜

ボランティア・市民活動、NPO/NGOに関する図書資料(特に団体が直接作成した図書資料)は、市民一人ひとりによる活動の経緯・軌跡・成果がまとめられた貴重な存在であり、多くの人々に共有され、また、将来に引き継がれるべき大切な資料です

↓↓↓

■課題・その1

しかし、こうした図書資料をとりまく現状について考えると、以下のような課題があります。

  1. 発行部数が比較的少ない場合が多く、入手が困難な場合がある。
  2. 保存・収集の上、公開しているコーナー・スペース(およびその団体・機関)が少ない。
  3. 団体(事務局)の変更や解散により、図書資料の散逸または廃棄の可能性がある。
  4. 図書資料の所在(あるいは存在そのものが)十分に認知されていない場合がある。

■課題・その2

一方、ボランティア・市民活動団体およびそれらの推進団体・機関(ボランティア・市民活動センターやNPOセンターなど)では、こうした図書資料を収集、保存しながら広く公開している団体がありますが、これらについても、以下のような課題があります。

  1. 図書資料の収集・保存・公開をすすめていることが十分に知られていない場合がある。
  2. 幅広いボランティア・市民活動の資料を、網羅的に収集・保存できる団体・機関は少ない。
  3. 各団体・機関ではスペースに限りがあり、十分に図書資料を保存できない場合もある。
  4. 図書資料に関する予算が十分に確保されていない団体・機関がほとんどであり、単独での収集や公開には限界がある。
↓↓↓

こうした現状を踏まえ、図書資料の収集、保存、公開を行う団体・機関が相互に協力、連携しながら、図書資料等の収集・保存と、情報共有を図りつつ、図書資料を通してボランティア・市民活動、NPO/NGOに関する情報発信をすすめることが、ボランティア・市民活動情報資料プラットフォームの基本的なコンセプトです。


■ボランティア・市民活動情報資料プラットフォームの目指すもの

  1. ボランティア・市民活動に関する図書資料の収集、保存、公開を行う団体・機関(ボランティア・市民活動センターやNPOセンターなど)が相互に協力・連携しながら、関連する図書資料の収集、保存をすすめ、ボランティア・市民活動の経緯・軌跡・成果を将来に引き継いでいくことを目指します。
  2. ボランティア・市民活動に関する図書資料の情報を相互に共有するとともに、それらの情報をインターネットを通して広く一般に公開します。あわせて、各地における図書資料の公開拠点に関して情報提供を行います。
  3. 【共有するデータ】
    ※各団体の状況をふまえ、共有データの対象・範囲を検討します。

    ・図書資料の表題・タイトル
    ・著者名
    ・発行者名
    ・発行時期(発行年月)
    ・サマリー
    ・関連キーワード
    ・分類

  4. 参画団体が相互に協力しながら、ボランティア・市民活動に関する図書資料の収集、保存をすすめます。

■ボランティア・市民活動情報資料プラットフォームの概要

  1. 異なる団体・機関による情報共有が行われることを踏まえ、できるだけ継続可能な方法を検討しています。(各団体の収集、保存等の作業や、データなどについて大幅に追加・変更することは避けるような方法を検討)
  2. 図書資料本体を共有する仕組み(例:相互の貸出など)ではありません。
  3. 図書資料の貸出や閲覧等は、従来どおり各団体・機関における規定で行います。
  4. 共有する図書資料情報は、図書資料のタイトルや著者、発行者のほか、各団体で分類を行う場合には、それらをフリーワードに置き換えて検索対象データとします。
  5. プラットフォームでは、共通の分類およびキーワードを提供してデータベース上の検索時に使用します。その際、各団体の既存の分類を踏まえ、共通分類およびキーワードに置き換えもしくは追加いただきます。(ただし、各団体の分類をはじめからやり直すものではありません)
  6. 図書資料データの共有に際しては、電子データによる共有を行います。
  7. データの基本的な管理については、事前の了承・確認の上、データ保有団体との連携により、ホスト団体(東京ボランティア・市民活動センター)が行います。