新型コロナウイルス NPOから寄せられる相談とQ&A(相談の窓口から)

会員について

法人格の有無にかかわらず、会員制をとっている団体は多くあります。その中には、毎年春に開催する総会で直接会費を納入してもらっていた団体も多くありました。総会ができていないことで「会費を受け取れていない」という声や、「会費納入のお願いをするにも、参加できる活動や機会を提供できないので、お願いしにくい」「これからの活動をなるべくオンラインに切り替えたいと伝えたら、退会の申し出が届いた」など、活動休止に伴う会員の減少が起きている団体があります。

一方で「団体のミッションに共感してくれた人たちが会員なので、こういう時こそ寄付をするなど、会員の力で乗り越えたい」と語られる方もいます。

これまで会員制度をつくらず、運営メンバー以外は活動の参加者というグループもたくさんあります。例えば「申込不要、当日参加OK」の交流の場づくりをしてきたあるグループは、この機会に賛助会員(サポーター)を設けました。交流の場に参加することとは別に、活動の継続を願う人たちの気持ちを賛助会費として安定的に受けられるよう、仕組みを作りました。

(相談担当M)