温暖化を防ぐ仕組みと私たちにできること
洞爺湖サミットでは、「2050年までに温室効果ガスの排出量を少なくとも半減させる」という合意がされました。しかし、日本ではCO2を減らすための明確な政策がありません。そこで、具体的な目標設定や仕組みづくりに向けて市民が動きだしたのが「MAKE the RULEキャンペーン」。この分科会では、このキャンペーンを通して、温暖化を防ぐために私たちができることを考えます。
日時:2月8日(日)10:00~12:00
プログラム(スケジュール)
10:00~10:30 MAKE the RULEキャンペーンの紹介
10:30~11:45 グループワーク
11:45~12:00 まとめ
会場:飯田橋セントラルプラザ会議室
定員:40名
出演:
桃井 貴子 さん<MAKE the RULEキャンペーン事務局>
MAKE the RULEとは
キャンペーンの概要
MAKE the RULEキャンペーンは、CO2などの温室効果ガスの削減目標を定め、その目標達成のために温室効果ガスを確実に減らす制度作りを求めるキャンペーンです。2009年までの間に、署名、サイバーアクション、イベント、勉強会やセミナーなどを通じて「新しいルールをつくろう!」という動きをつくっていきます。
そして、温室効果ガスを大幅に減らす目標と、そのために必要なしくみをつくることを提起し、各党の政治家に働きかけ、法律がつくられることをめざします。
めざすこと ~今なぜMAKE the RULEなの?~
MAKE the RULEキャンペーンでは、地球温暖化をくいとめるために、日本国内で、次のことを実現することをめざします。
1. 京都議定書の目標である6%削減を守り、日本でのCO2などの温室効果ガスの中長期的な削減目標を定めること。
- 2020年には1990年のレベルと比べて30%の削減をすること
- 2050年には1990年のレベルと比べて80%の削減をすること
- 2020年には一次エネルギー供給の20%を再生可能エネルギーにすること
2. 温室効果ガスを確実に減らすためのしくみ(ルール)を作ること。
- CO2を減らす人・企業が報われ、CO2をたくさん出す人・企業には相応の負担を求める経済社会にすること(炭素税・排出量取引制度など)
- 再生可能エネルギーを大幅にふやすしくみをつくること(固定価格買取制度など)
そして、2009年末にデンマークのコペンハーゲンで開催が予定されている国連会合の成功のために、十分な貢献ができる日本をつくることをめざします。
*参加お申し込みは こちら をクリック! ※保育がありますので、お子様連れの方もぜひご参加ください。(要事前申込)