生き方を変える、社会を変える、新しい働き方
お金儲けもいいけれど、もっと世のため人のため。そんな想いを仕事として実現していこうという取り組みが、日本でも広がりつつあります。この分科会には、「協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)」をはじめとした、自ら事業を起こすことで、様々な社会の問題の解決を図ろうとしている人たちが登場します。一緒に、この「新しい働き方」
の可能性を考えてみませんか。
開催目的
グローバリゼーションと新自由主義経済を背景に、世界的に格差・貧困が拡がりつつある現在、日本でも労働者派遣法の改正・規制緩和を契機として、低賃金で不安定な就労を余儀なくされたワーキングプア層が増大するなど、非人間的な労働のあり方が問題となっています。
競争原理に晒されて、人々は相互不信の中傷つけあっているように見えます。しかし、個人の利益や効率ばかりを追い求める働き方ではなく、人と人が支えあい、安心して暮らしていける社会の創造を夢見ながら、そんな社会の実現を視野に入れた働き方を実践している人たちがいます。この分科会では、そのような「新しい働き方」の一つである「協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)」を紹介しながら、市民が起す社会的事業の可能性について考えていきます。
日時:
2月8日(日)13:30~16:30
プログラム(スケジュール)
1.13:30~14:30 「協同労働の協同組合」ってなぁに?
◎「協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)」についての紹介
◎質疑応答
休 憩
2.14:40~16:30 パネルディスカッション
◎様々な形で働く人々によるパネルディスカッション
「新しい働き方を実践を通して見られる『働く』という意味とは」
出演者(団体)紹介
<協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)紹介>
ワーカーズコープ
働く組合員や市民がみんなで出資し、民主的に経営し、人と地域に役立つ仕事をおこす協同組合です。協同労働を通して「よい仕事おこし、まちづくり」 を目指します。
<パネリスト>
株式会社高齢社 上田研二さん
「人は財産。人は宝」という考え方に立ち、定年を超えても働く意欲のある高齢者に「働く場」と「生きがい」を提供しています。
コミュニティカフェはぴくす 戸澤昌道さん
東京都板橋区の商店街の一角で親子カフェ・ママカフェ・孫カフェ等、色々な人との交流の場となるコミュニティカフェを行っています。
NPO法人カタリバ
大学生や新社会人との交流を通して、高校生にこれからの進路選択を考える「きっかけの場」づくりを展開しています。
ワーカーズコープで働く組合員
会場:飯田橋セントラルプラザ会議室
定員:40名
定員に達したため、申込は締め切りました。ありがとうございました。09,01,30