END VIOLENCE(エンド バイオレンス) ~湘南DVサポートセンターの実践~
いじめ、虐待、DV・・・今、子どもたちは「暴力」の危険にさらされています。子どもたちがのびのびと安心して育っていくために私たちに何ができるのか?家庭、学校、地域全体で子ども達を「暴力」から守り、また、子ども達自身も「暴力」について考え、身を守ること、たすけ合うことを学んでいかなければなりません。暴力防止のための活動や実践を学び、暴力防止、いじめ防止プログラムを体験してみませんか?
~開催目的~
いじめ、虐待、不登校、DVなど、今、子どもたちを取り巻く環境は「暴力」の隣り合わせにある。
直接暴力を振るわれるだけではなく、家庭内で暴力を見て育った子ども、ネグレクト、いじめによる無視や言葉の暴力も子どもたちの心の深い傷になることを見過ごしてはならない。
周囲にいる誰かが気づき、声をあげ、子どもたちを見守っていくことが必要ではないだろうか。私たちになにができるか。今回の分科会では、実際活動されている暴力防止の実践を学び、「暴力」から子どもを守り、子どもの健やかな育成を考えていきたい。
日時:2月8日(日)13:30~16:30
内容:
- 「DV」の基礎知識。活動・実践のお話
- ワークショップ(プログラム体験)
- まとめ・質疑応答
会場:飯田橋セントラルプラザ会議室
定員:30名
湘南DVサポートセンターhttp://www.kodomo-support.org/
講師紹介
湘南DVサポートセンター代表 瀧田 信之氏
プロフィール
1980年より、地域ボランティア活動を主宰。活動の中で青少年育成事業にかかわり、大学生のための指導者養成事業に力を注いできた。
学生指導者とともに、県内の小学校の生徒に対し救急救命プログラムを提供、また地域の子ども会、親子プログラム、障害者施設等にも同様のプログラムを提供してきた。
プログラムの内容だけでなく、大学生の社会参加の機会を作ること(社会との接点を作る)も活動の目的としている。現在も湘南DVサポートセンター主催の暴力防止プログラムなどを通じ、学生の育成を行っている。
1999年にはドメスティックバイオレンスの被害者支援専門の機関である、湘南DVサポートセンターを設立、被害女性や子どものケアを行っている。近年、高校.大学生向けのデーティングバイオレンス防止プログラム、また小中学校向け「いじめ防止プログラム」を開発・提供している。
講師としても多くの自治体や団体の支援者養成講座や講演会に出向き、知識・技術の普及に努めている。近年、内閣府全国暴力相談員研修、神奈川県配偶者暴力相談支援センター職員研修及びスーパービション、東京都女性相談職務者研修、神奈川県学童保育指導者研修、知的障害者施設指導員研修などの講師を務める。
湘南DVサポートセンター長、藤沢市政策研究員(アドバイザー)などを勤める。
~湘南DVサポートセンター~
湘南DVサポートセンターは、女性と子どもの人権が侵害されることなく、誰もがその人らしくいきいきと暮らすことのできる社会を目指して1999年に設立されました。特にドメスティックバイオレンス(以下DV)、虐待、いじめなどの被害を受けた女性や子どもの支援に力を入れ、アメリカの非営利団体DAPが開発した「暴力を目撃して育った子どもの心の回復プログラム」をカウンセリングやグループワーク、野外体験活動に取り入れ、被害者支援に取り組んでいます。
また、これらの経験から、暴力を未然に防ぐためには若者への教育が重要と考え、2006年にEND VIOLENCEプロジェクトを立ち上げ、「いじめ」や「デートバイオレンス」など、10代の子ども向けプログラムを開発し、小学校・中学校・高等学校・大学で暴力防止教育を行っています。
*参加お申し込みは こちら をクリック!
*保育がありますので、お子様連れの方もぜひご参加ください(要事前申込)。