ザ・模擬選挙 ~若者の市民参加をすすめよう~
未成年者が実際の選挙にあわせて投票する「模擬選挙」。民主主義の土台である「選挙権」を、どうしたらしっかり行使できるか学ぶよい機会です。
アメリカでは、大統領選挙時に全米の学校で模擬選挙が行われ、実際に選挙権を得たときに戸惑わずにすむようなシチズンシップ(市民性)教育がなされています。日本でも、神奈川県が県内の全公立高校での実施を検討するなど、その輪は広がっています。
成人年齢や選挙権年齢の引き下げが現実味を帯びてきた今!衆議院選「模擬」選挙実施報告、生徒によるマニフェストづくりの取組事例などをふまえ、模擬選挙や市民学習の意義について考えます。
先生方をはじめ、学校や子どもに関わる方、NPO、教育コーディネーター、そのほかの教育・市民学習・体験学習などに関心のある方、どなたでもご参加いただけます。中・高・大学生などの若者の皆さんも、ぜひご参加ください!
本分科会は、 インターネット新聞JanJan でも紹介されています。
日時:2010年2月7日(日) 10:00~12:30
プログラム(スケジュール):
10:00~10:10(10分) 趣旨説明
10:10~10:50(40分) 事例報告1「模擬選挙の広がりと実施報告」
10:50~11:30(40分) 事例報告2「生徒によるマニフェスト・リクエスト」
11:30~12:30(50分) 質疑・意見交換 (休憩含む)
会場:飯田橋セントラルプラザ会議室
定員:30名
出演:
林 大介 さん〔 模擬選挙推進ネットワーク 事務局長〕 : 模擬選挙の広がりと実施報告
1976年3月、東京生まれ。模擬選挙推進ネットワーク事務局長を務めるほか、「未来を担う子ども・若者の社会参加・参画の場の創造」をキーワードに、 教育、福祉、少子高齢、環境、年金、国際協調など様々な分野における世代間・世代内格差問題について、次世代が社会参画できる場の創出を目指して活動。
風巻 浩さん〔 神奈川県立麻生高等学校 教員〕 : 生徒によるマニフェスト・リクエスト
マニフェスト・リクエストがタウンニュースに取り上げられました。
社会科担当として、世界史や政治・経済を教える。また首都大学東京非常勤講師として総合学習の演習科目を担当し、参加型学習について啓発を続ける。
1980年代末から地域の多民族・多文化化に関心を持ち、前前任校で、「多摩高校日本語ボランティアサークル」を立ち上げ、 インドシナ難民として地域に定住したベトナム人、ラオス人、カンボジア人の小中学生への学習援助ボランティアをおこなう。
活動のなかで、当時定訳がなかった「移住労働者とその家族の権利条約」を翻訳し、『高校で考えた外国人の人権-僕らが訳した国連「移住労働者とその家族の権利条約」』(明石書店)を出版。
また、定住者たちの文化継承の一助になればと、ベトナム語と日本語のバイリンガル絵本『イッ・イッ・イッ・たりないよ-ベトナム民話から』(かど創房)を 生徒と共に出版。(作画は、当時大学1年生だった成冨ミヲリ氏)
コーディネーター:
瀧澤利行〔茨城大学教育学部教授、東京ボランティア・市民活動センター専門員〕
東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了後、茨城大学教育学部助教授を経て2002年、同大学教授。医学博士、教育学博士。著書に、『障害のある人へのボランティア活動』(偕成社)、『ボランティア論』共著(ミネルヴァ書房)、『教育学』共著(メヂカルフレンド社)ほか。
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