心の病をもった方との接し方
~傾聴の大切さを身につけたい~

この厳しいストレス社会にあって、心の病は誰がなっても不思議でない状況であります。日ごろの接し方ひとつが、傾聴を土台にした人間関係作りに大いに寄与するものと考えます。ひとごとと思わず、話に聴き入ることによって、会社で、家族の中で、地域社会で、生活の潤いを求めて実践できる活動となることを望んでいます。


第一部 研修会10:00~12:00

NPOやボランティア団体で活動するメンバーが、精神的な負担により「心の病」を持つこともあります。また、「医師にすすめられてボランティア活動をはじめたい」という問い合わせを受ける団体が増えています。受け入れに伴う心構え、接し方等の基本的な傾聴の基礎を研修します。


第二部 実習 13:00~16:00 「地域で実践するには」

午後から、初参加の方へに午前中の基礎講座のサマリーの後、「地域での実践活動で対応できるスキル、接し方、話の傾聴 の仕方などについて身につけていくことを目指します。参加された方々が、地域で実践するには、日ごろの活動の中で、今日の話を、受け実践していくには、何をしていったらよいか、ロールプレイングでスキルを身につけ、実践します。


日時:2010年2月7日(日) 10:00~16:00

プログラム(スケジュール):

10:00~12:00 傾聴の基本的な考えを学ぶ

13:00~16:00 午前中のサマリーを説明後、ロールプレイで、実践できるスキルを身につける

会場:飯田橋セントラルプラザ会議室

定員:30名 ※定員に達したため、募集を締め切りました。

出演:

福島 真澄 さん〔NTT首都圏健康管理センター相談室 カウンセラー〕

医療部門カウンセラーとして約25年活動している。専門は臨床心理・精神保健・人間学。地域におけるボランティア活動には20代から関わり、

現在は支援者育成に関与。日本精神衛生学会常任理事。

著書(共著)「心の危機をとらえる20講」1994年学陽書房、「人間関係と心の健康」2004年 金剛出版、

『よくわかるファミリーソーシャルワーク』2005年 ミネルヴァ書房等。

コーディネーター:

東京都精神保健福祉ボランティア連絡協議会(TOKYO心のボランティアNET)