自転車でつくるサステイナブルな都市生活2011
~そのⅠ:自転車活用を一層すすめるために~

自転車に対する関心が高まりを見せています。


温室効果ガスを排出しないこと、健康増進作用があることのほか、人と人との交流を生み出し、地域を活性化する要素などが注目されるようになってきました。他方、放置自転車問題や自転車の交通事故関与率の増加、マナーなどの課題が依然横たわっています。


本分科会では、こうした課題を乗り越え、自転車の有用性に着目し、地域における自転車活用の取り組み事例を検証しながら、自転車が効果的に活用されるまちづくりを考えます。


日時:2011年2月12日(土) 10:00~12:30

定員:30名

出演:

おすすめ:まちづくりを中心とした活動をしている方、自転車に興味のある方でNPO・市民活動になじみの無い方、その他、関心のある方ならどなたでも

講座形式:講義中心


講師プロフィール

  • 疋田 智さん

(自転車ツーキニスト、NPO法人自転車活用推進研究会理事)

1966年宮崎県生まれ。毎日10kmの通勤に自転車を使う「自転車ツーキニスト」。環境そして都市再生のために自転車の有効活用をと書籍、雑誌、ネットなどで主張している。NPO法人自転車活用推進研究会理事、学習院大学生涯学習センター非常勤講師。「自転車の安全鉄則」「自転車生活の愉しみ」(朝日新聞出版)「自転車をめぐ

る誘惑」(東京書籍)「自転車ツーキニストの作法」(ソフトバンク新書)など著書多数。


  • NPO法人バイシクル・エコロジー・ジャパン

世界規模で抱えている環境問題を小さなことから変えていく為に、人力を動力とした移動手段として、またスポーツ文化として200年もの間貢献してきた「自転車」を軸とした環境保護活動を展開。1970年代アメリカで提唱された、バイシクル(自転車)とエコロジー(環境保護)を組み合わせた造語「バイコロジー」を概念と理想に掲げ、自転車通勤応援アクション「Bike to Work Day」をはじめ、多様な活動を展開している。


  • RE:さいくりんぐ

埼玉大学の学生団体。東ティモールで日本の自転車が必要とされていることを知った学生有志によって平成19年発足。大学構内の放置自転車を有効に活用するため、修理した自転車を2年間で約200台現地に届ける活動を展開、現地の学校などで役立てられている。「単に自転車を届けるだけでなく、人と人とのつながりをつくりたい」をモットーに、自転車の修理講習活動を通じた現地の人との交流を大切にしている。他方、学内の放置自転車問題解決に向けて、大学内レンタサイクルのシステム構築に向けた活動を精力的に展開している。



「そのⅡ:地域を再発見するポタリング」 とあわせての参加もお勧めです。


興味あり (ここでチェックしておくと申し込みフォームも自動でチェックさまれす)