合理的配慮からみる相互理解
分科会 15



障害のある方が、一人ひとりどのようなことを望んでいるか。その対応はどのようにされているか。当事者をお招きし、障害者差別解消法の施行前後でどのように変わったかなどを聞き、社会との認識の違いなどを洗い出します。参加者と話し合うことによって認識の違いを理解し、どのような歩み寄りが必要かを考え、それぞれのフィールドで活かしてもらいたいです。
日時: 2月11日(日・祝) 10:00~12:30
定員: 20人
出演:
- 工藤 登志子さん(自立生活センターSTEPえどがわ/筋ジストロフィー)
- 山野 圭 さん(元舞台監督/高次脳機能障害)
- 岡本 あや子さん (リカバリーの学校調布校/膠原病、躁うつ病)
おすすめ:
障害のある方で理解を深めたいと思っている方、障害のある方の支援者、行政の方など
〈工藤 登志子さん(自立生活センターSTEPえどがわ/筋ジストロフィー)〉
江戸川区を中心に、障害を持つ人々が地域で自立生活を送れるよう、情報提供や相談等を行なっている。また、DPI日本会議バリアフリー部会メンバーとして交通アクセシビリティの改善に取り組んでいる。
〈山野 圭 さん(元舞台監督/高次脳機能障害)〉
大学卒業後、エレクトーンを教えたり弾いたり、キリスト教会の事務のあと
大阪の劇団プロメテに入り、小学校親子劇場などで児童劇を公演、巡演。
役者、舞台監督(ブカンといいます)になる。
59歳の時、仕事の現場(芝居のバラし中)に脳幹出血(致死率7、8割)で
倒れた。命は助かったものの高次脳機能障がいになる。
主な症状としては、
- 情動不安定
- 脱抑制
- 感情失禁
などがあり、怒鳴ってしまうこともある。
右が不随になりかけたので、身体への後遺症も残っている。
〈岡本 あや子さん (リカバリーの学校調布校/膠原病、躁うつ病)〉
2002年、様々な要因が重なり躁鬱病を発症。
2016年、全ての向精神薬を断薬。
2017年、自己免疫疾患の難病(膠原病)を発症し現在治療中。
様々な仕事に就いた後、夫と共にグラフィックデザインの仕事で自営業を営む。
躁鬱病発症後は、知り合いの雑貨店でアルバイト、
障害就労モデル事業で地元の農家で農作業のアルバイト等
現在、無職
子供2人と3人暮らし