市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2019

人と人とがつながる「協同組合」の強い絆
~暮らしの課題を解決するために私たちが知っておきたいこと~

分科会 14

ご近所付き合いなどが希薄になった現代社会において、これからは世代やジャンルを超えた地域のつながりづくりが必要とされています。「暮らしの課題を解決する・助け合う」という一貫した目的のために、これまで地域に根ざし、活動を広げてきた協同組合について考えます。


日時: 2月9日(土)14:00~16:30

定員: 30人

出演:

山口 浩平さん(駒澤大学経済学部 非常勤講師、パルシステム東京市民活動助成基金運営委員長)

松原 慶明さん(日本生活協同組合連合会 サステナビリティ推進部 地域・コミュニティー担当)

藤方 正浩さん(生活協同組合パルシステム東京 組織・地域本部 本部長)

こんな方におすすめ!:

社会福祉協議会・ボランティア・市民活動センタースタッフ、協同組合役職員・組合員、市民参加に関心のある学生・一般、行政の方など

出演者プロフィール:

基調講演コーディネーター 山口 浩平さん

駒澤大学経済学部非常勤講師、パルシステム東京「市民活動助成基金」運営委員長

元財団法人生協総合研究所研究員。専門は社会政策学・協同組合論・サード・セクター論。

経歴など

パルシステム東京市民活動助成基金運営委員長。青山学院大学教育人間学部・東洋大学経済学部・駒澤大学経済学部・明治学院大学法学部の非常勤講師を兼務。元財団法人生協総合研究所研究員。専門は社会政策学・協同組合論・サード・セクター論。主著に「イギリスにおける社会的包摂政策とボランタリー組織の役割」(福原宏幸編著(2007)『社会的排除/包摂と社会政策』法律文化社,『コミュニティビジネス入門』(学芸出版社,2009)などがある。特に高齢者福祉、子育て支援、若者支援などの分野でのNPOを専門としているほか、NPOの資金調達、支援のあり方についての造詣も深い。





パネラー 松原 慶明さん

日本生活協同組合連合会サテナビリティ推進部 地域・コミュニティ-担当

経歴など

生活協同組合コープこうべに1988年に入所し、宅配4年、組合員活動本部4年、店舗で野菜・果物の担当から副店長、(神戸市、西宮市、丹波市)の3市のお店の店長を経験し、日本生協連の出向中。店長時代は地域とのつながりから地元商品の導入や障がい者支援のイベント、雇用を積極的な実施。流通他社の店舗とのちがいづくりに試行錯誤した。1995年の阪神淡路大震災ではコープこうべのボランティア本部でボランティアに関する仕事に従事し、昨年の西日本豪雨災害では、倉敷市のボランティアセンター運営支援の仕事に関わったことに何かの縁を感じています。また、東京オリンピック(1964年)の年に生まれ、また、来年の東京オリンピックを東京で経験することにも何かの縁を感じています。




パネラー 藤方 正浩さん

生活協同組合パルシステム東京 組織・地域本部 本部長

経歴など

1992年に生活協同組合コープかながわ(現ユーコープ)に入協し、平塚センターに配属。毎日の配送にも悪戦苦闘している中で、右も左も分からないまま、組合員の委員会活動も担当する事に。母親みたいな組合員に尻をたたかれつつ、生協をまなび、組合員の力を実感。縁あって2002年に生活協同組合(東京マイコープ)に入協。足立センターに配属を皮切りに、配送、営業で多様な(!?)職場の仲間や組合員にもまれ、その後、間接部門で営業広報関連、品質保証部で品質管理や商品事故対応、事業や経営戦略の仕事など様々経験させてもらい、2014年から組合員活動と地域連携の業務に携わっています。