見えにくい貧困問題を考えてみよう~フードバンクの活動から~
分科会 1
コロナ禍で、様々な問題が浮かび上がり、貧困問題はより見えにくく深刻化しています。中でも、制度にむすびつきにくい外国籍の方や、都市部に出てきた一人暮らしの大学生など、一言ではまとめられない「貧困」に陥るケースは様々です。フードバンクの活動から見えてきた貧困問題。普段どのようなことに目を向ければよいのか、フードバンク府中の事例をもとに話し合います。
日時:2月10日(金)19:00~21:00
定員:会場20名 オンライン20名
出演:
照井 丈夫さん
NPO法人フードバンク府中代表
大西 連さん
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長
こんな方におすすめ!:
- フードバンクの活動に関心のある人
- 目に見えにくい貧困問題に関心のある人
出演者紹介:
照井 丈夫さん
NPO法人フードバンク府中代表
2019年5月、府中市社会福祉協議会主催のフードバンクに関する講演会の参加をきっかけに、準備会を経て2020年4月にフードバンク府中を設立させた。行政の支援が届き難い府中市内在学及び在住の困窮している学生を対象に無償食料支援と相談会を毎月開催するなど、経済的に厳しい状況におかれている人などに、まず食品を提供することによりつながりを持ち、そして相談、支援へと結びつく活動を展開。2022年6月にNPO法人化し、現在も活動中。
大西 連さん
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長
1987年東京生まれ。新宿ごはんプラス共同代表。生活困窮者への相談支援活動に携わりながら、日本国内の貧困問題、生活保護や社会保障制度について、現場からの声を発信、政策提言している。2021年6月より内閣官房孤独・孤立対策担当室の政策参与に就任。著書に『すぐそばにある「貧困」』(ポプラ社)『絶望しないための貧困学』(ポプラ社)がある。